仲良し夫婦のゆるゆるアウトドアライフ♡

キャンプ場のこと、ごはんのこと、過ごし方などなど私たちのcamp lifeについて紹介していけたらと思います!

【旅行記】スイス 4日目(ツェルマット ゴルナーグラート展望台からハイキング)

朝、外に出てみると、なんと晴れ間が!
f:id:fuminature:20171005112305j:plain

まだ霧に覆われてマッターホルンは見えないけど、明日は移動日なのでゴルナーグラート展望台に行くには今日しかチャンスはありません。

願う気持ちでゴルナーグラート展望台へ向かうことに。

ツェルマットで人気No.1のゴルナーグラート展望台へ

f:id:fuminature:20171005113911j:plain

ツェルマットの街を起点に6つの展望台へ行くことができます。
私たちの狙いは、モンテローザやブライトホルンといった「ヴァリス・アルプス」と呼ばれる山々や、ゴルナー氷河を見ることができるゴルナーグラート展望台と一番きれいな角度からのマッターホルンを眺められるスネガ・パラダイスです。

本日は一日時間がとれるのでいろいろ楽しめるゴルナーグラート展望台へ。


そこへはツェルマットGGB駅の向かい側にゴルナーグラート鉄道の駅があるのでそこから乗ります。

f:id:fuminature:20171005114658j:plain


中に入るとWolliが出迎えてくれました。
f:id:fuminature:20171005114706j:plain

さすがスイス、駅の時計までかっこいい。
f:id:fuminature:20171005114717j:plain

切符購入の際はハーフフェアカードを見せると半額になります。
f:id:fuminature:20171005114728j:plain

駅の出入り口はスキー場のリフト乗り場にあるのと同じで、機械にカードをかざすとゲートが開く仕組みになっていました。


f:id:fuminature:20171005115508j:plain
ここから40分かけて約1500mを登っていきます。急こう配をのぼっていくので線路はラック式。
車輪とレールが歯車になっていて嚙合わせることにより坂道をぐんぐん登ることができます。


f:id:fuminature:20171005115744j:plain
雲の隙間からマッターホルン
列車内には歓声が。みんな待ちわびてたんですね。


f:id:fuminature:20171005120348j:plain
ツェルマットには高齢の観光客が多い。天国みたいな国だからか?
ネムーンぽいカップルは私たちだけ。

f:id:fuminature:20171005120512j:plain
展望台に到着。降ってはないけど昨日の雪がまだ残っています。
そして極寒。しかもガスガスでなにも見えない。。泣


f:id:fuminature:20171005120924j:plain
晴れていたらすごく良い景色なんだろうこの『3100クルムホテル』もこの天気では。。泊まってみたいなって思ってたけどやめてよかった。


f:id:fuminature:20171005121215j:plain
なんにも見えないのでツェルマットのベーカリー『FUCUS』で買ってきたキッシュとツナサンドでお昼ご飯としますか。
キッシュはちょっとくどかったけど、ツナサンドはバケットにレタスとツナを挟んだだけのシンプルなものなのにめちゃくちゃおいしかった。バケットがおいしいんだな!
ツェルマットに2、3店舗ある人気店なのでおすすめ。

f:id:fuminature:20171005121343j:plain
今のところ、私のテンションを保っているのはこのペットボトル。
底がマッターホルンの形をしている遊び心溢れるペットボトル。
持ち帰ってこればよかった。ww
スイス来てからずっと探しててツェルマットのMIGROSでやっとみつけた!


f:id:fuminature:20171005122143j:plain
展望台に出てみるると、少し晴れてきてる!


f:id:fuminature:20171005122712j:plain
ヴァリス・アルプスがくっきり見える!半分諦めていたので嬉しい。

一番左のガスに少し覆われているのがモンテローザ(4634m)。フランスのモンブランに続きヨーロッパで2番目の標高を誇る山です。
真ん中がリスカム(4527m)でゴルナー氷河の真上に立つ山です。右側の双子山がカストール(4228m)とポリュックス(4091m)。
ゴルナー氷河と右側のグレンツ氷河が眼下で合流します。ダイナミック!迫力がありすぎて吸い込まれそうでした。


f:id:fuminature:20171005123733j:plain
モンブランとゴルナー氷河がくっきり見えてきた!


f:id:fuminature:20171005123845j:plain
そろそろ展望台に別れを告げ、下山ハイキングです。

マッターホルンを望みながらハイキング!

ゴルナーグラート駅から一つ下のローテンボーテン駅(2815m)から次のリッフェルベルク駅(2582m)のおよそ250mを下るハイキングコースです。


f:id:fuminature:20171005124348j:plain
まずは一区間の切符を購入しゴルナーグラート鉄道でローテンボーテン駅へ。
テーブルがマップになっていました。すてき!

f:id:fuminature:20171005124838j:plain
駅を出てすぐに案内板があります。迷うことはありません。

f:id:fuminature:20171005125048j:plain
このような森林限界(高木が生育できない限界高度)のコースを歩きます。
街着の方からアウトドアウェアの方からみんな自由な感じですが、標高が高く太陽も出ていないため体感5℃くらい。
普通に寒そうな恰好の人もたくさんいます。

みんなが目指すのはここリッフェル湖です。

f:id:fuminature:20171005125605j:plain
逆さマッターホルンが見れると有名です。青々とした空に映るマッターホルンが見たかったけど、雲間から見えるのは魔物感があってこれもまた良い。何人もの命を奪ったマッターホルンにはこんな景色が合っている気がする。

f:id:fuminature:20171005130517j:plain
だいたいの人がリッフェル湖で写真撮影をしたらまた電車に乗って下るみたい。私たち以外誰もいないのでこの景色独り占め!

f:id:fuminature:20171005130639j:plain
どんどんマッターホルンに近づいていきます。

f:id:fuminature:20171005130647j:plain
ここからの景色は東壁が正面になるのでガイドブックなどで使われている写真とはまた違った雰囲気。北壁の切れ具合は半端じゃない。
すごい迫力!


f:id:fuminature:20171005131138j:plain
リッフェルベルク駅に近づくと、マッターホルンは後ろ側に。何度も振り返りながら歩きます。

f:id:fuminature:20171005131720j:plain
約1時間半のハイキングも終了です。こんなに気持ちのいいハイキングは初めてでした。

f:id:fuminature:20171005131520j:plain
リッフェルベルク駅からの景色。マッターホルンに向かって延びるコースが雰囲気あっていい!!
ここにはレストランやホテルがありました。いつか泊まってみたいな~。


f:id:fuminature:20171005131914j:plain
あー、楽しかった!ツェルマットまでの切符を購入し、街に戻ります。

f:id:fuminature:20171005132029j:plain
少し日が射して、霧はなくなったけど雲に覆われ街からは見えませんでした。ゴルナーグラート展望台からも雲が邪魔をし見えず、途中のリッフェルベルクからはちょうどばっちり見えたので、天気の悪い日はHPからライブ映像をみながら良さそうな場所を狙っていくのが良さそうです。



どうなることかと思ったけど、楽しみにしていたハイキングができてよかったです。気候が安定している9月を選びましたがやはり山の天気。油断は禁物ですね。

明日は今日よりももっと天気が良さそうなので、グリンデルワルトへの移動の前にもう一つの展望台、スネガ・パラダイスへ向かうことにします。






つづく