仲良し夫婦のゆるゆるアウトドアライフ♡

キャンプ場のこと、ごはんのこと、過ごし方などなど私たちのcamp lifeについて紹介していけたらと思います!

【旅行記】スイス 6日目(グリンデルワルト滞在 クライネシャイデックからアイガーグレッシャーまでハイキング)

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今日はグリンデルワルトで1日過ごせる唯一の日ですが、この通りどんよりな天気。
朝からどの展望台まで行くか旦那くんと話し合いです。

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もともとの計画では『TOP OF EUROPE』と呼ばれる、ヨーロッパ最高地点にある駅、ユングフラウヨッホへ行く予定でしたが生憎の天気。ライブ映像をみても雲で覆われて何一つ見えません。
ユングフラウヨッホ駅には展望台や氷の宮殿などなどがあり半日くらい楽しめる場所です。
わたしはユングフラウヨッホにどうしても行きたくて、(限定のマグカップが買えたり、かっこいい場所で写真撮れたりするからw)旦那くんに交渉するも、「何も見えないのに行く意味ないよ」と。うん、ごもっともなご意見。
泣く泣く諦めて、唯一視界良好な駅『クライネシャイデック』まで行ってみることに決まりました。


アイガー、メンヒ、ユングフラウを見に行こう!

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Grindelwald(1027m)からKleine Scheidegg(2061m) まで登山列車で移動です。もちろん切符はハーフフェアカードを見せ半額で購入しました。
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電車が来ました。ヴェンゲルンアルプ鉄道(WAB)で約30分かけて1000mを登っていきます。
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木の椅子が雰囲気あっていい!いかにも登山列車な雰囲気。
先頭の車両は混雑していましたが後ろの方まで移動するとガラガラ。
快適です。

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窓の外はひたすらのどかな景色。癒される~
スイスの田舎町をぐんぐん登っていきます。ハイジやペーターがいてもおかしくない街並み

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Kleine Scheideggに到着です。
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天気悪いし、何も見えないし、極寒!!!
ここはユングフラウヨッホに行くための乗り換え駅。大体の人はユングフラウ鉄道に乗り換えてユングフラウヨッホ駅まで行くようです。
が行ってもきっとなにも見えないので私たちはここまで。

クライネシャイデックからアイガーグレッシャーまでハイキング!

せっかく来たので、天気が回復することを祈りつつ少し歩いてみることに。


展望台はありませんが視界が良ければアイガー、メンヒ、ユングフラウの3山を見ながら歩くハイキングコースがあります。
みぞれが降る中、欧州の方たちが歩いていく方向に私たちも一緒について行ってみることに。
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ハイキングコースを歩いているとユングフラウ鉄道にすぐに追い越されます。ユングフラウヨッホ駅に向かうこの列車はアイガーの中を走るためほとんどトンネルの中だそう。誰がアイガーに穴をあけて線路を引こうと思ったんだろう。スイス人の発想恐ろしい。

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寒いしみぞれ降っているしこの辺で引き返そうか。

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と思ったけれど晴れてきたから次の駅『アイガーグレッシャー』まで歩いてみよう!

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この木の真ん中に穴が開いていてカメラを置いて写真が撮れるスポットになっていましたがこんな天気じゃあね。。

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アイガーがちらっと見えるだけ。

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歩いていると池が見えてきました。なんのためか分からないけど人工的に作られたもののようです。

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池の畔にあったのはこのベンチ。暑い日は気持ちいいんだろうけど、こんな極寒の中だと誰がなんのために作ったのか考えちゃうし、なんか笑っちゃう。
もちろん入っている人はいませんw

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トンネルをくぐって少し歩くと

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分岐が見えてきました。

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が一寸先は闇状態で誰もみえないし、何も見えないから不安過ぎる。

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やっと見えたのは岩に括りつけられたロープが何本か。
ロープの横に年号が書かれていたのでロープの歴史かな?
昔のロープは細くて心もとない。この装備で昔の人は初登頂を目指したのかと思うと尊敬してしまう。

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1時間半くらい歩いてやーーっとアイガーグレッシャー駅に到着しました。
寒かったー。ここにはレストランがあるので遅い昼食にすることにしました。

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なんと私が猛烈に欲しかったマグカップがある!!これのためにユングフラウヨッホに行きたかったといっても過言ではない。
ユングフラウのレストランまで行かなくてもアイガーグレッシャーのレストランやクライネシャイデックのお土産屋さんでも購入できます。しかも結構お手頃価格。ドリンク提供時に持ち帰り用の新品を渡してくれます。

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ポテトフライとボロネーゼを頼みシェアしました。一皿に2人前くらいの量が入っているから頼むもので調整しないと本当食べきれない。

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晴れてきたなーと外をみると。
やっと山の頂上まで見えるようになってる!メンヒのさきっぽ見えたーーー!

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ユングフラウはまだ雲の中、、、

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山の天気は本当に変わりやすいし、諦めて下らず歩いて正解でした。


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十分堪能したところでアイガーグレッシャー駅からユングフラウ鉄道に乗り、クライネシャイデック駅まで下ります。
窓口のおじさんに切符を購入したいと伝えると、ここでは買えないからあとで購入してくれと。
そういわれたものの、切符なしで列車に乗るのは不安過ぎるし、ここから乗る人も少なくほかの人がどうしているのかわからない。

悩んでいる間に列車が到着。
駅員さんにチケット持ってないけどいい!?と聞くと「いいわよ!乗りなさい!」
列車に乗っている間にハンディで発券してくれようとしましたが、クレジットカードとの相性が悪かったのか、苦戦する駅員のおばさん。
そんなこんなしているうちにクライネシャイデックの駅に到着しちゃいました。

すると、私についてきて!!
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とチケット売り場まで一緒に行って事情を説明してくれました!
このベルナーオーバーラントエリアの駅員さんの制服はMAMMUT(マムート)のものでした!欧州の方が着てると本当にかっこいい!

クライネシャイデックで購入したチケットを見ると、ハーフフェアカードが適用されていない正規の料金でした。ww おい!!
もちろん再発券してもらい半額のチケットにかえてもらいました。危ない。


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どんどん天気よくなってくる!青い空気持ちいい!!

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左からアイガー(3970m)、メンヒ(4107m)

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ユングフラウ(4158m)です。
尾根がきれいに連なるベルナーオーバーラント3山。アイガーはイモトがイッテQの企画で登ったことで有名ですね。2001年にユングフラウ地域がユネスコ世界遺産に登録されています。これぞ世界遺産の貫禄!
アイガーの北壁は断崖絶壁でこんなところを登った人がいるなんて信じられません。イモトは東稜線から登りましたが、ナイフリッジと言って左右が断崖絶壁。幅数メートルの尾根を歩いたみたいです。一歩踏み外したらもうあの世ですね。。。


ちなみにアウトドアブランドのTHE NORTH FACEのマークの3本線はアイガー北壁、マッターホルン北壁、フランスのグランジョラス北壁を意味しています。北壁のルートで難関なこの3つの山を意味しているそうです。(サンフランシスコのブランドですが)

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名残惜しいですが、こんな明るくても列車で下ります。

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街に戻ると虹がきれいでした。


今日の夕食もホテルのレストランDURBEYへ

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移動が必要ないしおいしいからついつい足が向いちゃう。

なんて料理かわからないけどドイツのソーセージと大好きレスティ。付け合わせはフライドポテトですがレスティに変更してもらいました。
本当おいしい!



明日はグリンデルワルトを離れ、スイスの首都ベルンを少し観光しチューリッヒに戻ります。
もう旅もそろそろ終わりかぁ。


つづく